[PHP-doc 818] oci_set_edition の訳

[raamat ＠ mud.biglobe.ne.jp]

小分けになってしまい申し訳ありません。
同じく、 OCI8 1.4.0 で追加された oci_set_edition 関数の訳をお送りします。

「表題部分」
Sets the database edition
データベース・エディションを設定します

「説明部分」
Sets the database "edition" of objects to be used by a subsequent 
connections.
後続の接続で使用する、オブジェクトのデータベース「エディション」を設定します。 


Oracle Editions allow concurrent versions of applications to run using the 
same schema and object names.
オラクル・エディションにより、同じスキーマ名とオブジェクト名を使って、アプリケーションの並列の（複数の）バージョンが稼動できます。

This is useful for upgrading live systems.
これは、稼動中のシステムをアップグレードする上で便利です。

Call oci_set_edition() before calling oci_connect(), oci_pconnect() or 
oci_new_connect().
oci_connect()、oci_pconnect()またはoci_new_connect()を呼ぶ前に、oci_set_edition()を呼んでください。

If an edition is set that is not valid in the database, connection will fail 
even if oci_set_edition() returns success.
データベースで無効なエディションがもし設定されると、たとえoci_set_edition()が成功を返しても、接続は失敗します。

When using persistent connections, if a connection with the requested 
edition setting already exists, it is reused.
持続的接続を使用しているときは、リクエストされたエディション設定値による接続がもしすでにあれば、それが再利用されます。

Otherwise, a different persistent connection is created
それ以外の場合には、持続的接続が別途作成されます。

「パラメータ部分」
[edition]
SQLコマンド "CREATE EDITION" であらかじめ作成されたオラクル・データベース・エディション名。

「注意部分」
This function is available from Oracle 11gR2 onwards.
この関数は、Oracle 11gR2 から利用できます。

To avoid inconsistencies and unexpected errors, do not use ALTER SESSION SET 
EDITION to change the edition on persistent connections.
不整合と予想外のエラーを避けるには、 持続的接続のエディションを変更するために 
 ALTER SESSION SET EDITION を使ってはいけません。


お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
Satoru Yoshida
http://twitter.com/satoruyoshida