[PHP-doc 1081] Re: OPcacheのマニュアル修正提案

Satoru Yoshida raamat @ mud.biglobe.ne.jp
2016年 11月 8日 (火) 00:51:49 JST


吉田です。

どのような考えかたで判断されたのか丁寧な説明ありがとうございます。
大変参考になりました。

----- TAKAGI Masahiro <matakagi @ gmail.com>さんが書いたメッセージ:
>高木です。
>
>個人的な立場としては、優先順位はこんなふうに考えています。
> 1. 原文の意味が正しく伝わること
> 2. 日本語としてきちんと読めること
> 3. 逐語訳であること
>必ずしも直訳であることにはこだわっていません。
>
>繰り返しますが、これはPHP日本語マニュアル全体としての方針ではなく、
>あくまでも私個人の考えです。
>
>で、それを踏まえた上で、
>
>
>2016-11-06 23:08 GMT+09:00 Satoru Yoshida <raamat @ mud.biglobe.ne.jp>:
>> ># 念のためにと grep "向こう" してみたら別件でちょっとひどい誤訳を
>> ># 見つけてしまったので、そちらもあわせて修正しておきました。
>
>すみません。「誤訳」は言い過ぎだったかと思います。
>ただ、日本語としては伝わりにくいかなあ…と思ったのです。
>先述の私の立場でいうと、
>>  2. 日本語としてきちんと読めること
>に引っかかるかなあと。
>
>>
>> slightly beyond the scope of this section
>> の箇所を含め、該当の記事を訳したものです。
>> 意訳すると、あとあと英語原文の修正が行われた際の
>> 日本語訳の更新箇所を探すのが困難になることを心配していました。
>> あえて直訳にしておいたことを発言させていただきます。
>
>今回の訳に関しては、別に意訳のつもりはなく直訳したつもりです。
>
>http://eow.alc.co.jp/search?q=beyond
>> 【前】
>> 1. ~の向こう(側)に、~を越えて、~を過ぎて、~のかなたに
>> 2. ~の域を越えて、~を超越して
>> 3. ~の理解力が及ばない、~には解しかねる
>> 4. ~より勝った、~には歯が立たない、~を凌駕する
>
>http://eow.alc.co.jp/search?q=scope
>【名】
>> 1. 〔行動・思考・知覚などの〕範囲、領域、作用域
>> 2. 《コ》スコープ◆宣言の場所により決定される変数やプロシージャの有効範囲。
>> 3. 〔行動できる〕余地、余裕、自由
>> 4. 思考力、知的能力
>(以下略)
>
>たぶん吉田さんは beyond の 1. を採用なさったのだと思いますが、
>私は beyondの2.とscopeの1. を使ったというだけのことですね。
>
>
>>
>> あえて直訳で残す、という配慮は不要と理解しました。
>>
>> ----- TAKAGI Masahiro <matakagi @ gmail.com>さんが書いたメッセージ:
>>>高木です。
>>>
>>>2016-11-06 13:57 GMT+09:00 Yoshio Hanawa <y @ hnw.jp>:
>>>> はなわです。連日すみません。
>>>>
>>>> OPcacheのマニュアルをざっと見ていて気になった点を数点報告します。
>>>>
>>>>http://php.net/manual/ja/function.opcache-invalidate.php
>>>>
>>>>> スクリプトが変更された時間が opcode をキャッシュした時間より新しい場合にだけ無効にします。
>>>>
>>>> とありますが意図が取りにくいように感じました。
>>>>
>>>>> スクリプトの更新時刻がopcodeキャッシュ時の更新時刻より新しい場合にだけ無効にします。
>>>
>>>ずっとわかりやすくなりますね。そのままいただきました。
>>>
>>>>
>>>> くらいでしょうか。
>>>>
>>>> また、返り値の説明のところで「invalidate」と「disabled」が両方「無効にされる」と訳されていて混乱の元だと感じましたが、残念ながら良い訳は思いつきませんでした。どちらも単体で見れば自然だと思うのでなかなか難しいですね。
>>>
>>>"disable"のほうを少し補足して
>>>> opcode キャッシュ機能そのものが無効にされている場合は FALSE を返します。
>>>としておきました。
>>>他のopcache関数群の戻り値の説明とは若干違う記述になってしまいますが、
>>>まあしかたがないということで。
>>>
>>>>
>>>>http://php.net/manual/ja/function.opcache-reset.php
>>>>
>>>>> opcode キャッシュが向こうにされている場合は FALSE を返します。
>>>>
>>>> とありますが
>>>>
>>>>> opcode キャッシュが無効にされている場合は FALSE を返します。
>>>
>>>これはひどいですね。直しておきました。
>>>
>>># 念のためにと grep "向こう" してみたら別件でちょっとひどい誤訳を
>>># 見つけてしまったので、そちらもあわせて修正しておきました。
>>># http://news.php.net/php.doc.ja/4597
>>>
>>>
>>>>
>>>> ですね。
>>>>
>>>>http://php.net/manual/ja/opcache.configuration.php#ini.opcache.file-cache
>>>>
>>>>> 第二レベルのキャッシュディレクトリを有効にして設定します。 これは、SHM メモリがいっぱいになった場合やサーバーを再起動した場合、 そして SHM
>>>>> をリセットした場合のパフォーマンスを向上させます。 デフォルトは "" で、これはファイルベースのキャッシュを無効にします。
>>>>
>>>> これ、元の英文がひときわアレな感じでなかなか翻訳が難しいですね。
>>>>
>>>> 元の英文で「SHM memory」って書いてあるんですが、SHMはshared
>>>> memoryの意味しかないと思うので、無理して残しておく必要は無いんじゃないかと思います。
>>>>
>>>> また、「セカンドレベルキャッシュ」の方がコンピュータ用語としては受け入れられているように思います。
>>>>
>>>> そんなわけで、かなり派手に補って訳文を考えてみました。
>>>>
>>>>>
>>>>> ファイルベースのセカンドレベルopcodeキャッシュを有効にし、そのディレクトリを設定します。これは共有メモリ上のopcodeキャッシュがいっぱいの時やサーバ再起動時、もしくは共有メモリ上のopcodeキャッシュをリセットした場合のパフォーマンスを向上させます。デフォルトは
>>>>> "" で、これはファイルベースのキャッシュを無効にします。
>>>>
>>>> やりすぎかもしれませんが、あくまで提案ということで…
>>>
>>>こちらについてもそのままいただきました。
>>>
>>>というわけで、今回お知らせいただいた案については
>>> http://news.php.net/php.doc.ja/4596
>>>で対応いたしました。ありがとうございました。
>>>
>>>>
>>>> 以上です。よろしくお願いします。
>>>>
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