[PHP-users 12289] Re: mbstring関数について

Atsushi Shinmura php-users@php.gr.jp
Sun, 22 Dec 2002 15:35:07 +0900


新村です。

wiz は、PHP だけでなく、apache,PostgreSQL との連携で動作しま
すね。単純に、wiz では知らない、使ったことない人が大半では無
いでしょうか。

私のところでは、

RedHat 7.2 base MLD-6 Kernel 2.4.17
apache-1.3.23-14mld6 (実質 1.3.26)
php-4.1.2-7
postgresql-7.1.3-2

の各々 rpm で動作しています。ですから、お使いのディストリビ
ューションが、RedHat 7.2,7.3,Vine 2.5,2.6 等であれば動くはず
です。

Sat, 21 Dec 2002 22:54:34 +0900 の刻
fukushit@creo.co.jp は書かれました:

> グループウェアwizを動かそうとしているのですが
> mbstring系の関数が見つからないといわれます
> 
> [21-12月-2002 22:54:49] PHP Fatal error:
>   Call to undefined function:
>   mb_detect_encoding() in /var/www/html/wiz/record.php on
>   line 987
> 
> RedHatのディストリビューションからphp4.2.2をインストールし
> たので./configure --enable-mbstring
> --enable-mbstr-enc-trans と設定できないのが原因なのでしょ
> うか?マニュアルではRedHatのディストリビューションphpでも
> 問題ないように書いてあるのですが

バイナリrpmに頼らず、srpm の spec ファイルを編集してリビルド
すれば、各々カスタマイズ出来ます。

[maria@maria redhat]$ pwd
/usr/src/redhat
[maria@maria redhat]$ ls
BUILD  RPMS  SOURCES  SPECS  SRPMS

が標準でしょうから、その前提で。PHP の 4.2.2 を、上記 SRPMS
ディレクトリに入れて、
# rpm --rebuild php***.src.rpm とし、ソースの展開が終わった
時点で、Ctl + c で一旦プロセスを中断すると、SPECS ディレクト
リに、php.spec というファイルがあるはずです。また、具体のソ
ースコードは、SOURCES にあります。

これをエディターで開くと、./configure の記述個所があります。
そこに、上記の足したい記述を書き込んで、終了し、SPECS ディレ
クトリで、
# rpm -ba php.spec
とすると、rpm,srpm の作成にかかります。後々のことを考えると
、srpm もあれば便利なので、バージョン記述に、rev1 とかを加え
てやれば、オリジナルとは別の srpm が出来ます。

srpm を解体しなくても、指示を与えられますが、configure スク
リプトの中で、apache なら Document Root,PostgreSQL なら
データベースの置場所を任意に 変更出来ます。

私は、試験段階から、別パーティションをマウントして、そこにま
とめてあります。

/home/pub/www,/home/pub/pgdata などです。rpm のビルドルート
も、/home/pub/redhat/*** として、ルートパーティションからは
切り放してます。

無事、rpm が作成されれば、redhat 以下の不要なものは、全て消
して、/var/tmp の作成時のファイルも消します。

まず、man rpm か、WEB サーチで、rpm,srpm について、基本的な
事項を調べれば、ミスなく出来ると思います。

wiz は、Free で、結構 PHP についても、基本的な事項の参考にな
るソースだと思います。apache,PostgreSQL についても、しかりで
、教材としては手頃かもしれませんね。

出来れば、聞いてしまう前に、参考書などを漁り、自前で動かせる
ように出来れば、各々のプログラミング、設定に関する良い勉強に
なると思います。

こちらで聞く場合には、せめて環境なり、コードの内容なりを示せ
なければ、一般には??ものでしょうし。

もう少し、頑張って、自分でやってみては? wiz は、そんなにハ
ードなコーディングをしてませんから、一歩一歩迫れば、きっと大
丈夫ですよ。

---
Atsushi Shinmura 新村篤史
mailto:GGB03631@nifty.com