[PHP-users 14587]Re: ”｛ ｝”の使い方について

[SAWADA Hodaka]

勇気をもって告白されたその心意気と、
あとから来る自称初心者な人達のために、あえて苦言を申します。

At Fri, 11 Apr 2003 20:53:14 +0900,
msweb wrote:

略

> while( true ) { // 240行目まで
> 
> } // 120行目のfor文の終わり
> 
> ほんとうは下記のように書くんでしょうけど。javaで統合開発環境なんて使うと下記
> になりますけど。
> 前の処理の終わりと、次の処理の始まりが同一行にあるのが個人的にどうも分かり難
> いです。
> （私だけかもしれませんが）
> 
> } else {
> 
> 我流かもしれませんが、下記のように書いてます。
> そして } が捕らえ難い場合コメント入れます。
> 
> }                    // 120行目のfor文の終わり
> else {
> 
> 
> 我流なのであまり参考にならないかもしれませんが、こんなことをする人間もいると
> いう程度で見てください。
> 
> 以上、我流プログラマーもどきより。

何行目なんていう不確定というか、常に変動するものを
source に書いてしまうというのは、絶対にやっちゃぁいけませんよ。

その値を書き換え続ける苦労をするくらいならば、
まともな editor の選択と使い方の習得に時間をさきましょう。

よいこは絶対にまねしないように!!!


と、これだけだとあまりにもなんなので、
もうちょっとプログラミングよりな話をするならば、
source 中にマジックナンバーを書かないというお約束があります。

for ($loop=0; $loop<100; ++$loop) 処理;

と、おしまいの値を直接 100 と書くよりも、

$loop_end = 100;
for ($loop=0; $loop<$loop_end; ++$loop) 処理;

と、別にすることにより、変更に強いプログラムになります。

この二行を続けて書いても良いですが、
変数の定義部分を一本の source file の先頭にまとめるとか、
変数定義だけの file と、それを include する file の二本に
分割することにより、ロジック部分の file を修正する必要が無くなります。

処理速度がちょっとだけ落ちるとか、管理する変数や file が増えるといった
デメリットよりも、後からプログラムを修正するときや、再利用する時に、
メリットを感じることができます。

この手のちょっとした技? はなかなか身に付かないものですが、
初心者を名乗る皆さんはいろいろ修行してみてください。

「マジックナンバー プログラミング」を google で検索してみてください、
きっと参考になるページに巡り合えるでしょう。


最後に、参考書をあげておきます。
http://www.pro.or.jp/~fuji/ の「C プログラミング診断室」です。

これは、C プログラミングとなっていますが、
考え方は PHP でも十分に通用しますので、ぜひとも眺めてみてください。
-- 
         =^^= HODA =^^=          http://www.tail.gr.jp/~hoda/
澤田保隆@しっぽアルゴリズム情報研究所  mailto:hoda ＠ tail.gr.jp