[PHP-users 24042] Re: PHP5インストールで依存関係エラー

YOSHIMURA Keitaro ramsy @ ramix.jp
2004年 12月 30日 (木) 22:53:58 JST


らむじぃです。

手buildで入れる場合、関与する依存物を大抵は泥沼で一式あげざるを得なくな
るので余りおすすめしません。
他のrpmが手buildして入れ替えてしまったパッケージを必要とされていた時に破
綻します。

> 2.libxml2のバージョン2.5.10以上必要とのことで、RPMをDLし、インストール
> #rpm -Uvh libxml2-2.6.16-3.i386.rpm libxml2-devel-2.6.16-3.i386.rpm
> libxml2-python-2.6.16-3.i38
> 6.rpm
> 警告: libxml2-2.6.16-3.i386.rpm: V3 DSA signature: NOKEY, key ID 4f2a6fd2
> エラー: Failed dependencies:
>         libpthread.so.0(GLIBC_2.3.2) is needed by libxml2-2.6.16-3
>         /usr/lib/python2.3 is needed by libxml2-python-2.6.16-3
それは違う環境のバイナリrpmを突っ込もうとしたからでしょう。
どのディストリビューションのものを使ったかはわかりませんが、src.rpmを入
手してそれをrebuildし、インストールしましょう。

バイナリrpmはそれ自身ですべての依存関係を完結した一式ではない限り、
他のディストリビューション及びバージョン用のものは利用できないと考えるべ
きです。src.rpmであれば、その時点での環境に対応したものができる可能性が
まだ高いです。(中で明示的に指定されていなければ、ですけど。)

> 3.GLIBC2.3.2が必要とのことで、RPMをDLし、インストール
> # rpm -Uvh glibc*.i386.rpm
> 警告: glibc-2.3.2-101.4.i386.rpm: V3 DSA signature: NOKEY, key ID 4f2a6fd2
> エラー: Failed dependencies:
>         tzdata >= 2003a is needed by glibc-common-2.3.2-101.4
>         binutils < 2.13.90.0.16-5 conflicts with glibc-devel-2.3.2-101.4
>         libgd.so.2 is needed by glibc-utils-2.3.2-101.4
> #
glibcはそれの意図するところがわからないなら置き換えない方が無難です。
ある意味kernel以上に危険な側面があります。
# kernelはわりと簡単にリカバリーする手段がありますが、glibcはしくじった
# らバイナリ実行環境その物が致命的に破壊されます。
# 修復不可能とまでは言いませんが、OS入れ直した方が早いです。

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<|> ramsy @ ramix.jp
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