[PHP-users 30764] Web2.0ワークショップ 開催のお知らせ
KOYAMA Tetsuji
koyama @ hoge.org
2006年 11月 20日 (月) 19:41:36 JST
小山です。
たびたびすいません、もう一つ告知を送らせて下さい。
12月に横浜で開催される Internet Week 2006 のなかで、
日本UNIXユーザ会が「Web2.0 ワークショップ」というイベント
を行います。
PHP 関連以外のセッションもありますが、いずれのセッションも Web
開発者にとっては興味深い内容になっていると思います。
PHP-users ML 参加者の方には、協力団体として優待割引をご用意
しました。申込の際に「jus プログラム協力団体」の欄に
jus-005
という団体コードを入力すると、協力団体価格でご参加いただけます。
Webでの事前申込締切が今週の11/22(水)と迫って来ていますので、
ご興味のある方はお早目の登録をよろしくお願いします。
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Web2.0ワークショップ 開催のお知らせ
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日本UNIXユーザ会は、12月に開催される Internet Week 2006 において、
「Web2.0ワークショップ」を開催します。このイベントでは、Web 2.0に関する
いくつかのテーマを取り上げ、その分野の識者による講演と、参加者との質疑
応答を通して今後の方向性について活発な議論を行いたいと考えております。
皆さんふるってご参加ください。
プログラムに関する最新情報は http://www.jus.or.jp/iw2006/ をご覧
ください。また、Internet Week 2006については http://internetweek.jp/
をご覧ください。
◇◆開催概要◇◆
主催: 日本UNIXユーザ会
日時: 2006年12月6日(水曜日) 9:45-17:30
場所: パシフィコ横浜 502
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
http://www.pacifico.co.jp/
交通: みなとみらい線 みなとみらい駅より徒歩3分
JR/横浜市営地下鉄 桜木町駅より徒歩12分/バス7分
定員: 200名
参加費:
事前申込(11月22日(水曜日)まで)
jus会員 2,500円、協力団体 4,000円、一般 4,500円、学生 1,000円
当日申込
jus会員 3,000円、協力団体 4,500円、一般 5,000円、学生 1,500円
対象者: Web2.0に関心のある人
参加方法: Internet Week 2006のWebサイトにてお申込みください。
http://internetweek.jp/
当日申込の場合は、会場の当日受付窓口にお越しください。
問合せ先: 日本UNIXユーザ会
E-Mail: office @ jus.or.jp
◇◆プログラム◇◆
Web2.0を支えるインフラ技術からアプリケーション技術まで、以下の7テーマ
に関する講演を行います。なお、講演順と時間は変更になる場合があります。
また、各セッションの間に若干の休憩時間を設けます。
なお、講演が1件追加になっており、それに伴い開始時刻が9:45に変更され
ております。ご注意ください。
09:45〜 ウェブサービスの次世代とアマゾンのウェブサービス概念
エマーソン・ミルズ(アマゾンジャパン株式会社 ウェブサービス日本担当)
10:30〜 Web2.0 時代のサーバ仮想化技術について
油谷曉(奈良先端科学技術大学院大学 情報科学センター)
11:30〜 一歩進んだ位置情報〜位置情報デバイスとデータストア〜
大塚恒平(「ここギコ!」ブログ管理人)
12:30〜 昼休み
13:30〜 非WebとWebのMashup - Web2.0がもたらす真の衝撃とは
小川浩(フィードパス株式会社)
14:30〜 楽天におけるオープンソースソフトウェア活用への取り組みについて
川村敦(楽天株式会社)
15:30〜 Plaggerで学ぶ、初めてのRSS/Atomアグリゲーション
竹迫良範(Shibuya.pl/サイボウズ・ラボ株式会社)
16:30〜 パネルディスカッション: 動画共有サービスの現状と将来
時澤正(ワッチミー!TV)、山田由希美(GREE)、段野光紹(ClipLife)
司会: 小山哲志(日本UNIXユーザ会)
17:30 終了予定
◇◆講演概要◇◆
1. ウェブサービスの次世代とアマゾンのウェブサービス概念
講師: エマーソン・ミルズ(アマゾンジャパン株式会社 ウェブサービス日本担当)
内容: 従来ウェブサービスを考えるとデータを提供する形になってしまうので
すが、WEB2.0の基礎概念にてインターネットはアプリケーションプラッ
トフォームであることはひとつの柱となります。インターネットはアプ
リケーションプラットフォームであればウェブサービスでデータのみな
らず基礎技術まで公開せざるを得ない。マッシュアップ感覚で完全なア
プリケーションを組むことも可能であろう。Amazonの次世代ウェブサー
ビスであるSimple Queue Service、Simple Storage ServiceとElastic
Compute Cloudのミニケーススタディーで運用、開発、ビジネス面から
総合的に検証いたします。
2. Web2.0 時代のサーバ仮想化技術について
講師: 油谷曉(奈良先端科学技術大学院大学 情報科学センター)
内容: Web2.0 時代に向けて、サーバを拡充することが必要条件になると考え
られます。もっとも簡単な拡充方法は、従来通りの「お金と電気と場所
を注ぎ込み新規マシンを増設するモデル」になると思われます。しかし、
本当にそれで良いのでしょうか。
ひとつの解として、仮想化技術を使用してのサーバ構築について考えて
みます。仮想化することにより、サーバの統合、コストの削減、安定性
の確保、リソースの統合、サーバ・クライアントソフトの開発環境の
構築等、様々なメリットをあげることができます。
ここでは、仮想化技術の現状と簡単な事例について紹介いたします。
3. 一歩進んだ位置情報〜位置情報デバイスとデータストア〜
講師: 大塚恒平(「ここギコ!」ブログ管理人)
内容: Google Mapsの登場で位置情報コンテンツ作成の敷居は大きく下がり
ましたが、どんな情報を提供しようか悩んでいたりしませんか? また、
普通のDBでは大量の位置情報をうまく扱えず、困っていたりしませんか?
本講演では、誰もが持ってる身近な携帯から位置情報をつけた情報を
収集するためのノウハウと、位置情報をうまく扱う空間DBの使い方を
紹介します。
これらをうまく活用して、どんな使える位置情報コンテンツを作るかは
あなたのアイデア次第?
4. 非WebとWebのMashup - Web2.0がもたらす真の衝撃とは
講師: 小川浩(フィードパス株式会社)
内容: Web2.0はテクノロジートレンドであると同時に社会生活に大きな変革を
もたらすパワーシフトを意味します。
Web上のサービスモデルにとどまらない、2.0現象を紹介します。
5. 楽天におけるオープンソースソフトウェア活用への取り組みについて
講師: 川村敦(楽天株式会社)
内容: 楽天が提供しているサービスには、いくつかのWeb2.0系サービスがあり
ます。それらのサービスは大規模であるがゆえにシステムにかかるコスト
が重要な鍵になってきます。
コスト削減そして安定運用を実現させる為の、楽天におけるオープン
ソースソフトウェア活用への取り組みについて事例を挙げて紹介したい
と思います。
6. Plaggerで学ぶ、初めてのRSS/Atomアグリゲーション
講師: 竹迫良範(Shibuya.pl/サイボウズ・ラボ株式会社)
内容: PlaggerはPerlで書かれたオープンソースのRSS/Atomアグリゲータです。
洗練されたプラグイン機構を持ち、豊富なプラグインを組み合わせることに
よって世の中に存在する様々なフィードを自分好みにカスタマイズできます。
設定ファイル(config.yaml)の書き方とその応用例について解説します。
7. パネルディスカッション: 動画共有サービスの現状と将来
講師: 時澤正(ワッチミー!TV: http://www.watchme.tv/ )
山田由希美(GREE: http://gree.jp/ )
段野光紹(ClipLife: http://cliplife.jp/ )
司会: 小山哲志(日本UNIXユーザ会)
内容: 2006年に入り大きく脚光を浴びたサービスとして動画共有があります。
この分野では圧倒的なアクセス数を誇るYouTubeが先日Googleに買収
されたことも、大きく話題になりました。
このセッションでは日本で動画共有サービスを展開しておられる方々を
パネリストとしてお招きし、それぞれの特徴や、将来の発展の可能性
などについて議論します。
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小山哲志@ビート・クラフト
koyama @ beatcraft.com
koyama @ hoge.org
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