[PHP-doc 238]Re: 査読求む>fopen.xml
Moriyoshi Koizumi
moriyoshi @ at.wakwak.com
2003年 6月 23日 (月) 22:51:30 JST
小泉です。
"Y.Watanabe" <yuw @ msj.biglobe.ne.jp> wrote:
>
> わたなべです。
>
> ファイルシステム関連関数とhttp関連関数(header()とか)の
> 翻訳の更新作業を進めています。
>
> 先ほど、
> ja/reference/filesystem/functons/ 配下を幾つかコミットしましたが、
> 特に fopen.xml は重要な関数だと思うので
> 万が一誤訳があるとマズイっす。^^;)
> 査読ツッコミ求む・・・。
誤訳ではありませんが、
- 「ラッパー」や「ハンドラー」のような、語末の長音「ー」は、
他の部分ではつけていないことが多いので、取ったほうがいいかも
しれません。(私もたまにうっかりつけてしまいますが)
- scheme は、ここでは、特定のプロトコルを指す語ではないですし、
文中にも度々登場しますから、"scheme://" の部分も、"スキーム://"
のように訳してしまったほうが、元の文章の意図に則しているのでは
ないかと私は思っていますが、どうでしょう?
- 「ファイルのパーミッションが許可されているかどうか…」のくだりは、
ちょっとはしょりすぎな印象を受けました (^^;
(カッコ内は補足なので意味はありませんが、the の意味を強調しています。)
「ファイルは、PHP がオープンすることのできるものでなければなりません。
そのため、ファイルのパーミッションが、そのファイルに対し (パラメータ
で指定された) アクセスを許可するかどうか確認する必要があります。」
くらい書いてしまってもいいのではないでしょうか。
ちなみに、この訳はあくまで例なので、そのまま使わないで下さい。
- 「&safemode; を有効にしている場合、open_basedir
による更なる制限が加えられます。」
これは、原文が "If you have enabled &safemode;, or
open_basedir further restrictions may apply."
となっていますので、
「&safemode; または、open_basedir を有効にしている場合は、
更にアクセス制限が加えられることがあります。」
とでもなるのではないでしょうか。
※これは自己流なので、聞き流して頂いて構いませんが、
助動詞 "may", "must", "need", "have to" などは、できる限り原文の
意味に即した訳をつけるよう心がけています。
さすがに、マニュアルを書く側は RFC を書くほどは意識していない
はずですが、ちょっとしたニュアンスの違いが混乱を招くかもしれないとの
判断です。もしかしたら考えすぎかも。
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