[PHP-doc 241]Re: [PHP-doc237]-docのみなさまへちょっと相談。

Y.Watanabe yuw @ msj.biglobe.ne.jp
2003年 6月 27日 (金) 00:57:23 JST


渡辺です。

Riotaro OKADA wrote on 2003/06/23 21:49
with Subject: [PHP-doc 237]-docのみなさまへちょっと相談。

> 8月の末ごろにPHPカンファレンスを企画しようとしているのですが、また、
> 今年もプログラムを考えなくては、と思っています。
> 
> そこで、今年のひとつのコンテンツとして、PHP-devな枠は当然予想されるも
> のですが、あえてPHP-docの枠を設けて、PHPの発展を「ドキュメント」という
> レイヤーから見るというものがあってもいいかなと思っています。
> 
> 苦労話、現状のタスク、今後の課題などがある程度見えれば、開発では敷居が
> 高いが翻訳などドキュメンテーションなら協力できる、という人口も増えるの
> ではないかと思っています。
> 
> なにかご意見、アイデアなどありますでしょうか。

最近本格的にマニュアル翻訳に協力しはじめた自分的に思うことを
つれづれなるままに書きますと・・・。

> 翻訳などドキュメンテーションなら協力できる、という人口も増え・・・

協力するのにハードルがいくつかありまして、

1.英語がわかる

    っていっても高校レベルで十分だし

2.PHPがわかる

    こっちのほうが重要。でもCのソースを追えるような必要はなくて
    PHPとHTTPに関する基礎的なことさえわかってれば・・・

3.docbook xmlがわかる

    っていってもわからなくともあっという間に慣れます。なぜなら
    タグで囲うってことはHTMLとおんなじだから。
    翻訳だけするならタグや記述子の細かい意味わかんなくていいし。
    (自分はdocbookxmlを別クチで勉強した経験はありますが)

4.cvsが使える

    このあたりから難易度があがってくる。
    WinCVSなどのGUIツールのおかげでナンボか楽ですが
    ツールだけ見ててもバージョン管理の原理がわかっていないと
    意味不明状態になりかねないし。

5.make を走らせる環境がある

    手元の環境がWindowsの人(つまり世の中のIT関連の人の8割以上?)には
    意外ときつい条件!
    少なくともmake testができないとXMLとして正しいかチェック
    できないのでキケン。しかし、autoconfやmakeやxsltprocはLINUX上なら
    苦も無く走りますがWindows上で同様の環境を整えるのは至難です。
    
    ※実は自分はこのMLで「Windows+cygwin+・・・という環境で
      make testできちゃってます」みたいなことを書いたことが
      あるのだが後日それは寝ぼけた末の幻だったことが判明(笑)
      現状の最新のCYGWINでもconfigureでエラーでちゃいます。
      だから自分は、編集とコミットだけは秀丸エディタ+WinCVS、
      make testはたまたま別にあったLINUX上でやる、という形です。

6.CVSでネットワークアクセスできる

    意外と高いハードル。
    ファイアウォール内の住人の方だと80と25ポートくらいしか
    あいてなくて2401(CVSのポート)なんて開いてないよー!
    という方はコミットだけ他の誰かに頼むしかありません。
    (いや、チェックアウトも難しいか?)
    
    ※CVSサーバかその周辺のサーバーにGNU httptunnelをセット
      することで解決している(PHP関連外の)開発チームもいるとか?

というわけで、6,5,4の順でハードルがクリアされてゆくと
相対的に協力者が増えるような気がする・・・だけかもしれない・・・
・・・眠い・・・おやすみなさい。^^;)






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