[PHP-doc 1075] OPcacheのマニュアル修正提案

Yoshio Hanawa y @ hnw.jp
2016年 11月 6日 (日) 13:57:58 JST


はなわです。連日すみません。

OPcacheのマニュアルをざっと見ていて気になった点を数点報告します。

●http://php.net/manual/ja/function.opcache-invalidate.php

> スクリプトが変更された時間が opcode をキャッシュした時間より新しい場合にだけ無効にします。

とありますが意図が取りにくいように感じました。

> スクリプトの更新時刻がopcodeキャッシュ時の更新時刻より新しい場合にだけ無効にします。

くらいでしょうか。

また、返り値の説明のところで「invalidate」と「disabled」が両方「無効にされる」と訳されていて混乱の元だと感じましたが、残念ながら良い訳は思いつきませんでした。どちらも単体で見れば自然だと思うのでなかなか難しいですね。

●http://php.net/manual/ja/function.opcache-reset.php

> opcode キャッシュが向こうにされている場合は FALSE を返します。

とありますが

> opcode キャッシュが無効にされている場合は FALSE を返します。

ですね。

●http://php.net/manual/ja/opcache.configuration.php#ini.opcache.file-cache

> 第二レベルのキャッシュディレクトリを有効にして設定します。 これは、SHM メモリがいっぱいになった場合やサーバーを再起動した場合、 そして
SHM をリセットした場合のパフォーマンスを向上させます。 デフォルトは "" で、これはファイルベースのキャッシュを無効にします。

これ、元の英文がひときわアレな感じでなかなか翻訳が難しいですね。

元の英文で「SHM memory」って書いてあるんですが、SHMはshared
memoryの意味しかないと思うので、無理して残しておく必要は無いんじゃないかと思います。

また、「セカンドレベルキャッシュ」の方がコンピュータ用語としては受け入れられているように思います。

そんなわけで、かなり派手に補って訳文を考えてみました。

>
ファイルベースのセカンドレベルopcodeキャッシュを有効にし、そのディレクトリを設定します。これは共有メモリ上のopcodeキャッシュがいっぱいの時やサーバ再起動時、もしくは共有メモリ上のopcodeキャッシュをリセットした場合のパフォーマンスを向上させます。デフォルトは
"" で、これはファイルベースのキャッシュを無効にします。

やりすぎかもしれませんが、あくまで提案ということで…

以上です。よろしくお願いします。

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