[PHP-doc 1076] Re: OPcacheのマニュアル修正提案

TAKAGI Masahiro matakagi @ gmail.com
2016年 11月 6日 (日) 17:40:07 JST


高木です。

2016-11-06 13:57 GMT+09:00 Yoshio Hanawa <y @ hnw.jp>:
> はなわです。連日すみません。
>
> OPcacheのマニュアルをざっと見ていて気になった点を数点報告します。
>
>http://php.net/manual/ja/function.opcache-invalidate.php
>
>> スクリプトが変更された時間が opcode をキャッシュした時間より新しい場合にだけ無効にします。
>
> とありますが意図が取りにくいように感じました。
>
>> スクリプトの更新時刻がopcodeキャッシュ時の更新時刻より新しい場合にだけ無効にします。

ずっとわかりやすくなりますね。そのままいただきました。

>
> くらいでしょうか。
>
> また、返り値の説明のところで「invalidate」と「disabled」が両方「無効にされる」と訳されていて混乱の元だと感じましたが、残念ながら良い訳は思いつきませんでした。どちらも単体で見れば自然だと思うのでなかなか難しいですね。

"disable"のほうを少し補足して
> opcode キャッシュ機能そのものが無効にされている場合は FALSE を返します。
としておきました。
他のopcache関数群の戻り値の説明とは若干違う記述になってしまいますが、
まあしかたがないということで。

>
>http://php.net/manual/ja/function.opcache-reset.php
>
>> opcode キャッシュが向こうにされている場合は FALSE を返します。
>
> とありますが
>
>> opcode キャッシュが無効にされている場合は FALSE を返します。

これはひどいですね。直しておきました。

# 念のためにと grep "向こう" してみたら別件でちょっとひどい誤訳を
# 見つけてしまったので、そちらもあわせて修正しておきました。
# http://news.php.net/php.doc.ja/4597


>
> ですね。
>
>http://php.net/manual/ja/opcache.configuration.php#ini.opcache.file-cache
>
>> 第二レベルのキャッシュディレクトリを有効にして設定します。 これは、SHM メモリがいっぱいになった場合やサーバーを再起動した場合、 そして SHM
>> をリセットした場合のパフォーマンスを向上させます。 デフォルトは "" で、これはファイルベースのキャッシュを無効にします。
>
> これ、元の英文がひときわアレな感じでなかなか翻訳が難しいですね。
>
> 元の英文で「SHM memory」って書いてあるんですが、SHMはshared
> memoryの意味しかないと思うので、無理して残しておく必要は無いんじゃないかと思います。
>
> また、「セカンドレベルキャッシュ」の方がコンピュータ用語としては受け入れられているように思います。
>
> そんなわけで、かなり派手に補って訳文を考えてみました。
>
>>
>> ファイルベースのセカンドレベルopcodeキャッシュを有効にし、そのディレクトリを設定します。これは共有メモリ上のopcodeキャッシュがいっぱいの時やサーバ再起動時、もしくは共有メモリ上のopcodeキャッシュをリセットした場合のパフォーマンスを向上させます。デフォルトは
>> "" で、これはファイルベースのキャッシュを無効にします。
>
> やりすぎかもしれませんが、あくまで提案ということで…

こちらについてもそのままいただきました。

というわけで、今回お知らせいただいた案については
 http://news.php.net/php.doc.ja/4596
で対応いたしました。ありがとうございました。

>
> 以上です。よろしくお願いします。
>
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