[PHP-doc 1100] Re: internals2.variables.php

TAKAGI Masahiro matakagi @ gmail.com
2017年 5月 8日 (月) 07:50:59 JST


高木です。

2017-05-07 19:14 GMT+09:00 Yoshio Hanawa <y @ hnw.jp>:
> はなわです。
>
>> この構造体により、ある変数はいずれかひとつの型を持つことができ、そのデータは
>> <code>zval_value</code>共用体の中の適切なフィールドによって表現されている
>> ことがわかります。<code>zval</code>自体に型や参照回数と、その変数がまだ参照
>> されているかどうかを示すフラグを持っています。
>
> この最後の文ですが、zvalのメンバtype, refcount__gc, is_ref__gc の説明をしているかと思います。
> refcount__gcはいわゆるリファレンスカウンタですから、この説明で正しいと思います。
> ただ、紛らわしいことにis_ref__gc は参照カウンタの話題とは別の話題で、
> zvalの中身がリファレンスかどうかを管理するものです。

ああ、確かにそうですね。あわせて、構造体定義のコメントの訳も手を
加える必要がありますね。ちょっと今はさわれる環境にないので、後ほ
ど改めて対応します。

> ですから、下記のように修正した方が正確かと思います。
>
> まだ参照されているかどうか→リファレンスかどうか
>
> ※PHPマニュアル全体として、「参照」「リファレンス」が混在しているので
> どちらにするかは若干悩ましい気もしました

おっしゃるとおり全体としての整合性の問題はあるのですが、少なく
とも同じページ内で refcount の ref と is_ref の ref が区別できないよう
だとまずいので、is_ref のほうは「リファレンス」ということにして
おきます。

> ※※このマニュアル自体がPHP 5時代のもので、PHP 7になってボチボチ変わったよ、
> という情報もどこかに書いておいた方がいいかもしれません

いちおうこのあたりに PHP 5 時点の情報だということは言及されて
いるのですが、
 http://php.net/manual/ja/internals2.preface.php

PHP 7 でいろいろ変わったよというコメントは欲しいところですね。

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TAKAGI Masahiro mailto:matakagi @ gmail.com


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